5.子どもたちに伝えたい−市民の思いが創るもの

 

 地球上の生きとし生けるものにとって、最大の願望であり使命であるのは、子孫の繁栄であり、自分が体験した以上の、よりよき環境と文化を伝えることだろう。

 21 世紀の世代に引き継ぐべき価値観をもつものが、そのためのイベント「環境万博」の担い手となるのは、当然である。ただ、これまでの万博の歴史の上で、真にその担い手であるべき市民が創り上げたものはなかった。

 そして、いまほどそれが求められ、地球規模で、人々も思いや知恵が結集できるときはない。 すでにどこかで形作られたものに色をつける程度の「参加」ではなく、形を作るところから始められる「参画」と一緒に創る「協働」を、実験とか練習としてではなく、本番の実演としてできる、そんな機会を私たちは今もっているのだし、その期待に応えたいと思う。

 

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