生態系はどこからきたのだろう?遷移である。二つの遷移タイプ、一次と二次がある。主会場の海上の森は二次遷移の例であり、副会場の名古屋港は一次遷移の例である。海上の森は、60 年前には人間活動によって侵食され荒れた土地であった。名古屋港の西5 区は、30 年前、急激な工業化(臨海工業開発)で破壊されるまでは干潟であった。山と海、森と干潟は、名古屋を、そして日本の工業生産の中核を、持続的に支える生命地域である。

中国暦鳥歳のアジアの視野と、石油燃料に基づいた急激な工業化が起こしたCO2 削減の地球的問題は、W5 EXPO 2005 の二つのデザインフレームワーク(設計の枠組み)である。W5 EXPO 2005 は、鳥類の生息環境を守り、保全し、強調し、CO2 削減の具体的、実践的、実現計画をつくる。

海上の森は、オオタカを含む9 種の鷹や渡り鳥の住家である。藤前干潟は、50 種を超すアジア・オーストラリア航路のシギチドリにとっての、中継地である。鳥年(2005 年)におけるこれら渡り鳥の保護は、アジアの視点からのW5 EXPO 2005 の最優先課題である。

名古屋は、1997 年11 月のCO2 削減緊急行動名古屋宣言の地であり、日本は1997 年12月の炭素契約の京都議定書発祥の地であり、そして愛知は、その自動車産業によって動かされ、航空宇宙技術のリーダーとして突出している。W5 EXPO 2005 は、名古屋をハイブリッドと燃料電池開発と、火星のCO2 大気の調査研究の国際センターにする。

火星は、伝統的に戦いの神、人種間摩擦の神として認められてきた。火星についての研究は、つねに人類の知識の最前線にあった。惑星としての地球は、金星と火星の間に位置し、金星と火星は、それぞれ、とても安定したCO2 組成の大気をもつ。地球はとても不安定な化学物資をふくむ大気を持っている。人類は火星をもっと知るべきであり、W5 EXPO 2005は、2005 年に世界を火星に連れて行く。

Crossroads & Symbiosis (交差点と共生)

名古屋港はシギ・チドリたち地球の渡り鳥の交差点である。

名古屋港は、中部圏の交差点である。第2 名神高速道路は直接W5 EXPO 2005 サイトを通過する。新中部国際空港(もし造られることになれば)も伊勢湾から直接会場に達することが出来る。W5 EXPO 2005 サイトの交差点は、人間工学的に、コストと建設時間、そしてCO2 発生を明らかに削減する。

 

 

 
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