2007 年は名古屋港管理組合の100 周年である。W5 EXPO 2005 は名古屋港管理組合の効率と能力を向上させる。すべてのW5
EXPO 2005 建造物は中部圏全域の長期的視野に基づく開発計画に統合され、地域全体のエコロジカルな視点と、効率的な開発の視点が統合されるだろう。
将来的な構想で言えば、W5 線は名古屋港へのアクセスであり、East Tower は自動車とコンテナの輸出能力を高め、NorthTower
は宇宙産業を高揚し、West Tower は愛知の学術研究ゾーン、South Tower はあたらしい名古屋港管理組合の事務所に、木曾崎干拓のRAMSAR
ZEV ZAP CET CAT 競技場は、ゼロエミッションとクリーンエネルギーを開発する場として、五つの龍の楽園(陶磁器の森)とともに、第二名神高速道のCrossroad
RestCenter (休憩地)になるだろう。
W5 EXPO 2005 構想は、中部圏の経済基盤を高め、国際環境博で提起される地球的な問題解決の線上に置きなおすのである。
日本国政府
(1) 新中部国際空港、長良川河口堰、諫早湾干拓事業の見直し、再構築、環境修復を行い、国連やEXPO が提起する環境問題に関わる、あらゆる国際的な会議や催しの場に宣伝する。
(2) 環境庁(省)は、失われた重要湿地のリストと修復プログラムを用意し、藤前干潟や汐川干潟など、ラムサール登録地に指定すべき湿地リストとともに、2002
年のラムサール条約セビル会議(COP 8 、スペイン)に提出する。
(3) ギリシャ国政府と話し合い、2004 年アテナ・オリンピックの開催に間に合うようアテナのスモッグ問題を解決する技術協力と、エーゲ海のColossus
of Rhodes (ロード石像)再建への支援を進める。
(4) 愛知県におけるゴミ減量・資源化、ゼロエミッションカー(無公害車)、クリーンエネルギー、セラミックス、 等の技術的、製造業ベースでの支援を行う。
(5) 国の環境政策委員会を設置し、優れた環境功労者を委員に招く。
例えば、北川正泰三重県知事、山下弘文(日本湿地ネットワーク代表1998 年、Goldman 環境賞受賞者)、C.W.Nicol
(作家)、天野礼子(公共事業を考える市民の会代表)、柳川嘉郎(御嵩町長、岐阜県)
(#1 )
▲前のページ 次のページ▼
目次へ
|