◎ 干潟概況
造成時の当該人工干潟は、底部泥土のまき上がりを防ぐため、ネットを敷設し、その上に、約40cmの覆土(海砂と山砂の混合砂)を投入したものであった。当初は、3つの池のうち堤防沿いにある西池のみが、南北2カ所に埋設されたヒューム管により外港と連絡した海水池であり、南・北池は淡水池であった。
1995年10月、西・北池を連結し(写真5)、北池を塩水化して干潟部分の拡張をはかると共に、西池中央部にヒューム管を増設して海水の交換量を増す工事が、1998年春にはヒューム管内の清掃作業も行われた。(写真6:最北部ヒューム管)
また、観察館からの観察を容易にするため、秋から冬にかけては、北池周辺のアシ原の刈り取り等、整備も定期的に行われている。
写真5
写真6
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