データとして使用したものは、D300地点の、調査結果である。この地点は、1997年からもっとも多くのデータがとられていること、1998年8月末には底生生物の激減が見られたこと等から、この地点の数値を用いた。
また、図6には、1997年からの調査結果と、推定した生存曲線を重ねたものを示した。なお、3月の6,000という数値は、1998年3月に行なった、
50平方cm×10cmのサンプルコアから新規着底個体を拾い出した平均値から考察される着底数、
・新規着底個体については、1平方mあたり6,000個体以上が着底している可能性がある。(1998年3月調査結果より小嶌.私信)
などの情報から推定したものである。
|