Booklet 04 P.14

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 あとがき  

 

 1と2は、もう10余年まえ、名古屋で出されていたユニークな雑誌・『伊勢湾共和国』に連載したものである。(1985年5〜7、第10・11号)そして3は、「平沢救援に散った人たち」と題して、磯部常治・神山茂夫・神近市子・赤松勇・森川哲郎さんたちの業績を偲んだものであった。ところが載せる直前に同誌が「冬眠」してしまったので、未発表におわった。それでこんど3だけを新たに書いてまとめることにした。発表したものにはあとで筆を加えない主義のため、全体としてなだらかさを欠くのは止むを得ない。

 もう25年ぐらいも前になろうか、先達磯部常治弁護士、畏友森川哲郎さんと、銀座で会食しながら平沢画伯の救援について語り合った。まだ長くかかるだろうが、生きている者が運動をつづけていかなければならないと。この小册は、その<銀座の盟い>に沿ったささやかなものにすぎない。

 

 

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